
暦の上ではまさに春爛漫といってよさそうな時期ですが、東京は案外寒いです。
さて、当会は東京都日野市に主たる事務所を置いております。
日野市といえば、いろいろ名所名物もございますが……ごにょごにょ。
その日野市、南平にありますブック&カフェ、よりまし堂を訪ねてみました。
入りやすいお店です。ただ、入ったあとの二歩めを、書棚の方に進めれば良いのか、とりあえずテーブルの方に行けば良いのか、それとも奥にたくさんある、雑貨の方を先に見ればいいのか、ちと迷いました。
今回はまずテーブルに座りまして、豆乳カフェオレを注文しました。
と、目の前に『本の雑誌』が立ててあるのに気づきました。
久しぶりに見る『本の雑誌』です。付箋に導かれて開きますと、なんと、2026年2月号の巻頭グラビアはよりまし堂でした。
そんな今をときめく、よりまし堂に、できて1年たってやっと足を踏み入れたわけで、少し我が身が情けない。
なめらかな豆乳カフェオレを味わいながら、さらに『本の雑誌』を読み進んで行きました。
ここからが本題です。
さきの記事で触れました、『風起隴西』のことが、伝統の「新刊めったくたガイド」、小川正執筆の部分に載っていたのです。
小川は、時代と地理を把握するために年表と地図帳を用意し、一ヶ月以上をかけて、『風起隴西』を丁寧に読み込んだそうです。すばらしい態度ですね。
たしかに、三国志といっても赤壁の戦いの後は何がなにやら分かりませんし、蜀の地理もぜんぜん知りません。パンダがいるところでしょう、あと大地震がありました。それぐらいです。
私は、こういう推理モノを夢中で読んだあと、「で、誰が犯人だったの?」と思うようなぼんくらですが、小川を見習って調べながら読んでみたら、わたしにだってよく理解できるはず。
いえ、ドラマは最終回で複雑になってしまいましたが、本の方は、誰がラスボスだったのか、ちゃんとわかるようになっておりました。恐れずに、皆さん読んでみてください。
作者馬伯庸つながりで書き添えますと、今度は『両京十五日』(全4巻)の翻訳が、この2月から4ヶ月連続で出るそうです。
今日、1巻を読み終えて本屋に走って行き、2巻ありますかときいたら、「明日入荷」という答えでした。明日も本屋へGOですね。
あ、よりまし堂の話でした。よりまし堂で次に買う本は、『またの名をグレイス』と決めています。