
最初に読んだ中国語の本(除教科書)は何だったでしょう。
あのね、昔は中国語で書かれた本を入手するのが難しかったんですよ(遠い目)。
新宿の紀伊國屋とか、神保町の内山書店と東方書店とか、たまに横浜中華街へ行ったときお土産屋さんでとか、買える場所が限られていたんですね。そういうところで買った本のうち、今も思い出すのは、賈平凹の《廃都》(1993年)です。中国ではすぐ発禁になったらしいのですが、それで売れなくなった本が日本に来ていたのかもしれませんね。
内容で印象に残っているところは、西安らしき街(農村ではない)に住んでいる若い女性が、生理が始まっても全然構わずに、ズボンに染み染みで歩いている場面。
あと、農村から牛を曳いて牛乳を売りに来る人があり、みんな家から容器を持ってきて、そこに絞ってもらうというところ。
でも主人公は変わり者だから、自分が道に大の字になって、牛の乳を直接吸うことを習慣にしているんですね。たんに乳が好きな人なのかもしれないけど。
なんだか、異世界ものみたいな感覚で読める作品でした。
以上は全て前世紀の記憶によって書いていますので、もしかしたら、全然そんな作品ではないかもしれません。先におわびしておきますね!