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嫦娥六号在人类历史上首次实现月球背面采样返回。
の、模範解答と解説をご覧いただきます。
模範解答
嫦娥6号は人類史上初めて、月の裏側からのサンプルリターンを実現した。
解説
ポイント1:“首次”は口語体の“第一次”と同じで、「初めて」の意味です。
ポイント2:“采样”は「サンプルの採集」という意味です。
ですから、直訳すれば「サンプルを採集して帰還することを実現した」となります。それだと動詞が多くて煩わしいので、模範解答では「サンプルリターンを実現」としたわけです。
このように、日本語に訳しにくいときにカタカナ語を用いると、すっきりすることがよくあります。
さて、「嫦娥」は中国の月探査船の名前ですが、もともとは月の女神の名前です。ロマンチックですね。日本の月探査船も「かぐや」と月世界の姫の名をつけていますから、発想は共通だといえましょう。
嫦娥の伝説は、だいたいこういうお話です。
超古代、太陽が九つあったので(すごいですね。三体惑星の三倍です)、人々は日照りに苦しんでいた。

そこで、弓の達人である羿(げい)という勇士が行って、九つの内八つ、太陽を射落として、世界を救ったのです。
またまた脱線しますが、羿は台湾のゲーム『ナインソール』の主人公ですね。どなたか、このゲームを楽しんでみた方、いらっしゃいますか? ゲームの中で、羿は嫦娥と会うのかしら。
伝説に戻ると、嫦娥は羿の妻なんです。それで、羿が太陽を射落としたご褒美に天界からもらってきた不死の薬を、嫦娥がこっそり盗んで食べてしまったのだそうです。美女なればこそ、不老不死になりたかったんでしょうね。
やばい、夫に叱られる! と思った嫦娥は、猛烈に逃げて、月まで行きました。今では月で、ウサギさんといっしょに不死の薬を作っています。
わが竹取物語では、かぐや姫を育てたご褒美にと、月の人がおじいさんおばあさんに不死の薬を与えましたね。それは、嫦娥が作った薬だったんでしょうか。
おじいさんとおばあさんは、「かぐや姫がいないのに、永遠に生きたとして何になろうか」と嘆いて、不死の薬を富士山のてっぺんへ持って行って、焼いてしまいました。だからあの山を「ふしの山」というとかいわないとか……