2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧
前回『万川集海』では呪術的な記載が避けられている、と書きましたが思想的な記述はあります。例えば「正心」です。『万川集海』の中でも、草紙類等に登場する忍者のイメージと同様に、忍者は、忍び込んで何かを盗んでくる者=盗賊というイメージはありまし…
忍術書は大部分が江戸時代の創作です。目的としては、実際に「忍び」の後継を自認する者が「忍び」の価値を高めることで自らの立ち位置も高く置こう、とするものです。 忍者・忍術における一般的なイメージは多分に呪術的であり、また、その宗教的、呪術的イ…
忍者のイメージは修験者のイメージと重なって形成されてきました。忍者といえば九字。日本では九字の呪法は修験道を代表するものですが、修験道から発展して忍者ともかかわりの深い呪文となりました。この「型」を作ったのが修験道で用いられる「九字の法」…
忍者・忍術研究において、忍者・忍術の超常性は宗教的なものとの関連から語られることも多く、その際に必ず引き合いに出されるのは、修験道です。修験道を忍術の源流と見るのは通説、とされています。 忍者と修験道の関係について例えば豊嶋泰國は、山伏=山…